シンガーソングライター、映画音楽家、文筆家、プロデューサーほか多方面で比類なき才能を発揮する“入江陽”7年振り最新アルバム!

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廣瀬真理子(作編曲家 / 廣瀬真理子とパープルヘイズ)(「続・充電器」でストリングス編曲・ギター編曲を担当)

今回お誘い頂いてまず『充電器』(2019年服部峻さん編曲)を聴きました。無機質でいて感傷的で、めっちゃくちゃかっこいいんです!どうしよう…というのが率直な気持ちでしたが、入江さんから「どんなのも歓迎です」と言って頂けたので、そしたらこっちは弦楽器の温もりぬくぬく有機物バージョンだ!という意気込みで編曲させて頂きました。

タイトルの”続”や追加された歌詞を聴いて改めて入江さんの狙いが分かった気がします。すごい。


小金丸 慧(ギタリスト。収録曲「ごめんね」の編曲をはじめ、小金丸さんの愛車が「海に来たのに」のMVに出演しているなど、大活躍!)

前作「FISH」から約7年。私が入江さんと出会ったのもその頃。
演奏や他の作品などでご一緒させて頂く機会は多々あれど、”入江陽”としての作品に携わるのは今回がほぼ初めてのはず。
今作「恋愛」では編曲やギター、録音などで多数参加しています。(愛車のMV出演も!)
入江さんの一ファンとして、7年間溜め続けた愛を勢いよくぶつけさせて頂きました(笑)
BIG LOVEが詰まった大傑作を何回でも、何世紀も繰り返して聴いて下さいね!


東かほり(映画監督・グラフィックデザイナー。アルバムのデザインを担当しているだけでなく、収録曲「ごめんね」ミュージックビデオの監督でもある。)

恋愛の終わりAM3時に泣きながら河川敷を徘徊し、ほしい言葉を求めてApple Musicを彷徨っていた、あの頃のどうかしていたわたしにも捧げたいアルバム。
孫の手のように、求めていた言葉に手が届く歌詞のセンス。
デザイン担当させていただけてしあわせです。


ともまつりか(写真家。アルバムアートワークの写真を担当しているだけでなく、収録曲「海に来たのに」「ときめき」ミュージックビデオの監督でもある。)

アルバムタイトルが「恋愛」だと聞いて、その潔さにこたえられるような、まっすぐな写真を撮りました。そして「恋愛」と言ってもさまざまなように、ベタなイメージでもそれぞれの好きに受けとってもらえるような曖昧さも写っていてほしい、と願って選んだ一枚です。東かほりさんが素敵にデザインしてくださって完成したアートワークです。
収録曲「海に来たのに feat.ラブリーサマーちゃん」、「ときめき with Mario Caldato Jr.」のミュージックビデオも監督しています。入江さんが見ている景色とはまた違った視点の、それぞれの曲の物語を楽しんでもらえたら嬉しいです。
素晴らしいアルバムに参加させていただき本当にありがとうございました!


服部峻(作曲家。アルバム収録曲「続・充電器」の原型となった「充電器」の編曲を担当。)

入江陽さんと知り合って、早何年・・・?とにかく、氏の「右下にかわいいアイコンがあって、どんどん更新されていく」配信シングルシリーズの第2弾、「充電器」(2019年)のアレンジを担当させて頂きました。自分の中でもベストワークだと思うし、周りの友人からも大好評。入江さん、なんといっても「歌声」が好きです。少しかすれてて、ピッチを上げる時に、ちょっと喉を締め付ける感じ・・・!
あれから 東京は変わり 人も変わり、5年の歳月が経ち、あの「歌声」は、傑作アルバム「恋愛」となって(そして「充電器」は「続・充電器」となって)、みんなの元に帰ってきました!!!!!!!!!!
入江さん、見ぃつけたッ!


林田涼太(レコーディング・エンジニア、本作で多くの楽曲のレコーディングやミックスを担当)

収録曲の多くが最初と最後でまるで違うものになってるんじゃないかっていうくらい何度も大改造が加えられているんですよ。皆さんがお聞きになってるのはそのとことん考え抜かれた結果です!歌のテイクも信じられないくらい時間をかけて吟味されてます。入江さんのこだわりを是非とも音から感じ取って下さい。


石上嵩大(音楽家、収録曲「道がたくさん」作詞・作曲)

「道がたくさん」は2016年に作った曲である。もともとは自分のプロジェクトとしてリリースしようと思い、入江さんとsugar meさんをゲストボーカルに迎えて制作した楽曲だった。しかし、レコーディング後にぼくの心身の調子が悪くなり、この曲は2023年まで蔵の中(HDD)で眠ることになった。自分自身もこの楽曲の存在を忘れていた頃に入江さんから連絡があり、縁あって世に放たれる運びとなった。楽曲としてはソフトロックを志向し、大沢建太郎に編曲を頼んだ。当時の日記を読み返すと、その頃、ちょうど「老子」を読んでおり、歌詞にその影響が感じられる。そういった経緯もあって、入江さんのアルバムのコンセプトを意識して作られた楽曲ではないが、『恋愛』の最後の曲としての役割をしっかり果たしているのは不思議な感じがする。


Mario Caldato Jr.

入江陽さんがパフォーマンスをしているビデオを観て音を聴いた時に彼と何かやってみたいなと興味を持ちました。今まで観てきたアーティストと違って体の力が抜けた感覚でした。リラックスのバイブレーションって言うのかな。

入江陽さんには何かグルーヴィなものが合うんじゃないかと考え、ジョナサン・マイヤ氏と一緒にあれこれやっているうちに僕たち自身もとても気に入ったものが出来上がりました。きっと陽さんに合うだろうって。そしてしばらく待ってやっと彼からヴォーカルが届いて、これは良い作品になると確信しました。陽のヴォーカルにグルーヴとビートが重なって弾みのある感覚に仕上がったのがとても気に入っています。僕たちには歌詞は解らないのに、彼の言いたい事が音楽で伝わってくる!

Album

2013年にリリースされた1stアルバム『水』以降シンガーソングライターとして自身のアーティスト活動を行うなか、アーティストへの楽曲提供や映画、ドラマの音楽製作といった作曲家/プロデューサーとして、そしてメディアでの文筆業など多方面でその比類なき才能を発揮する“入江陽”が、前作『FISH』から7年振りとなるオリジナルアルバム!“恋愛”をテーマにした本作には書き下ろしの楽曲からドラマ、映画への提供曲オリジナル・ヴァージョンを収録、現在進行形ネオ・ソウルのフレーバーやグルーヴを散りばめた独創的なサウンドと唯一無二の世界観で紡がれる歌詞でオルタナティヴなJ-POPへと昇華!ビースティ・ボーイズやジャック・ジョンソンのプロデューサーとしても名を馳せたマリオ・カルダート Jr.や洋邦インディロックシーンから絶大な支持を集めるラブリーサマーちゃんほか多彩なゲストも参加!


入江陽『恋愛』

【CD/DIGITAL】発売日:2024.2.14 / 定価:¥2,750(税抜 ¥2,500) / PCD-25372
【LP】発売日:2024.4.3 / 定価:¥4,400(税抜 ¥4,000) / PLP-7696

【収録曲】
1.とまどい feat.藤岡みなみ(ドラマ「東京の雪男」より)
2.気のせい
3.ときめき with Mario Caldato Jr.
4.ごめんね
5.海に来たのに feat.ラブリーサマーちゃん
6.interlude(映画「街の上で」より)
7.続・充電器
8.あ・ま・み
9.すあま (にぎやか Ver.) *LPはVer.違いで「すあま」収録
10.Dracula
11.道がたくさん feat. sugar me

Video

Digital

【入江陽】

1987年、東京都新宿区生まれ。現在は千葉市在住。シンガーソングライター、映画音楽家、文筆家、プロデューサー、他。2013年に1stアルバム『水』をリリース。以降、音楽家/批評家の大谷能生氏プロデュースの2nd『仕事』、3rd『SF』、4th『FISH』とアルバムをリリース。映画やテレビドラマの劇伴音楽も手がけ、代表作は映画『街の上で(今泉力哉監督)』NHK Eテレ『東京の雪男』など。Netflixなどの配信コンテンツフリークとしても知られ、雑誌「装苑」で連載「はいしん狂日記」という連載をもつ。2024年2月に7年ぶりとなるニューアルバム『恋愛』をリリース。老若男女さまざまな人々の恋愛話を聞いてゆくポッドキャスト「恋バナを聞きまくるポッドキャスト」を近日開始予定。また、Netflixドラマ「First Love」に出演(音楽監修も兼任)するなど、活動のフィールドも広げつつある。