━ 世界を虜にするインディーポップ・バンド ━
ALVVAYSが5年ぶり3枚目ニューアルバムをリリース!
ALVVAYS
3rd Album『Blue Rev』
2022.10.7 on sale
1.Pharmacist
2.Easy On Your Own?
3.After The Earthquake
4.Tom Verlaine
5.Pressed
6.Many Mirrors
7.Very Online Guy
8.Velveteen
9.Tile By Tile
10.Pomeranian Spinster
11.Belinda Says
12.Bored In Bristol
13.Lottery Noises
14.Fourth Figure
LP SideA:1~7 / SideB:8~14
カナダはトロントのインディーポップ・バンド、Alvvaysの5年ぶり3枚目となるオリジナルアルバムがついにリリース。2017年の2nd『Antisocialites』を期に世界中のフェスを席巻した彼女達の待望の新作は、バンドがこれまでに武器にしてきたドリーミーで浮遊感のあるサウンドとヴォーカル、Molly Rankinの美しくもキュートな歌声、そして誰もが心震わせるキャッチーなメロディーと全世界のリスナーが待っていたあの“Alvvays節”が満載!
冒頭を飾るM1「Pharmacist」はこれまで以上にシューゲイズに振り切ったドライヴ感のあるギターサウンドの中にMollyの歌声が溶け込んでいく疾走感のある楽曲で一気にギアをあげ、バンドの作り出す世界観に引き込まれていく。続くM2「Easy On Your Own?」の魅力はなんと言っても壮大なメロディーで、これまでの代表曲でもある「Archie, Marry Me」や「In Undertow」を彷彿させる煌びやかなメロディーからラストの大サビで完璧にノックアウトさせられるだろう。更にM3「After The Earthquake」ではエヴァーグリーンなギターポップをAlvvays流にアレンジし、M6「Many Mirrors」では春の陽気のように甘酸っぱく心地良いインディーポップとキラーチューン連発! さらにM7「Very Online Guy」ではエフェクトを多く使用したり、80sを感じさせるネオン色のシンセサイザーを組み込んだ楽曲を展開するなど、これまでとは異なるアプローチでもキャッチーなサウンドを生み出すことに成功したバンドの新たな一面も見ることができる逸品です。アルバムの後半に収録されているこれぞ“Alvvays”!な壮大なメロディーが胸を打つM11「Belinda Says」など含め2020年代においてもインディーポップの象徴として聴かれ続けていくであろう最高傑作の誕生だ!
Listen+Order LP/CD/Digital
Comments
Rio Arai(Illustrator / PENs+)
待っている5年間は長かったですが、5年間も新譜を出さないようなところも含めて好きです。人気に伴いリリースを増やすことよりも、本当に良いものを一つ完成させることの方が彼らにとってはきっと大事なんだと思います。音楽に対する彼らの誠実な好奇心が伝わる素晴らしいアルバムでした。
William Wong(White Wabbit Records)
Alvvaysはもう一度、自身の限界を超えていくような素晴らしいアルバム『Blue Rev』を完成させた。これはパンデミック以降の全てのアーティストの指標になる作品だと思う。華やかでテンションが上がるギターリフを聞いていると、僕たちが何か落ち込むことがあっても、より良い未来に向かって頑張っていけることを気づかせてくれる。
Blue Rev sets up a post-pandemic benchmark for all musicians as Alvvays once again makes an self-breakthrough album. The glamorous, uplifting guitar riffs remind us that, though there are downfalls, we can still try to look toward the better future.
Hayato Hioki(EASTOKLAB)
本当に美しいものは、きっと綺麗なだけじゃなくて、ちょっとした棘があるから、それが刺さって抜けなくなった。胸がギュッとなるけど、なんかスキップとかしてみたくなる。明日はこのアルバムを聴きながら、いつもより少し遠回りして帰ってみようと思う。
Soft Blue Shimmer
「Pharmacist」はアルバムのスタートとして最高だし、そこから続いて行く1曲1曲がグッと刺さるよ。「After the Earthquake」はタイトでメリハリのあるSheridan Rileyによるドラミングが最高だね。アルバム全体は今まで僕たちが大好きなAlvvaysの要素を全て感じるし、あなたを予想もしていなかった場所へとベストな道を進んで連れて行ってもくれるんだ。キャッチーなギターにシンセやキーボードが複雑に絡み合うインストゥルメンテイションに胸を締め付けられるし、その上でいつものAlvvaysのようにヴォーカルがすべての楽曲の中心に完璧に収まっているね。 特に好きな曲はBelinda Says、Velveteen、Bored In Bristol、Tile By Tileかな。
奥中康一郎 (えんぷてい)
再生した瞬間に喜びが爆発してしまう名盤確定のアルバムです。5年ぶりのアルバムリリースとのことですが、その間にデモテープの盗難や浸水による機材壊滅などの幾多もの困難があったそうで、それらを乗り越えてこのアルバムを制作してくれたことにまず深く感謝したいです。弾けるようなバンドアンサンブルにMolly Rankinのどこまでも透き通る声。既存の美しいスケール感を保ちつつ、アレンジメントやサウンドの細部に新たな視点や進化を感じます。彼らのフレッシュな部分と大人な部分がちょうどいい塩梅で混ざり合った一枚。多くの方に響いて欲しいです。
若月雄佑(ムノーノモーゼス)
2017年頃だったか、バンドメンバーのこだまに「Antisocialites」を教えてもらって、よく聞いてた。5年前の何かと夢見がちだった僕は、どこまでも連れてってくれそうな伸びやかな声や幻想的な音の重なりの中に、ひっそりと佇む孤独に気付いていただろうか。(こだまはきっと気付いてたと思う)
「本当はどこへも行けやしないんじゃないか」なんて言ってみたりしたけど、Alvvaysはずっと待っててくれた。
この時代における優しさって何だろう、そんなことを思いました。
Tay(Death Of Heather)
アルバムをフルで聞き終えたあと、僕はこの作品に今までのAlvvaysとNewモードのAlvvaysを同時に感じたよ。サウンドに関してもだし、全体的なバランスも含めてね。それにしてもMolly Rankinの歌声はいつも美しいね。「Tile by Tile」はAlvvaysの新しいアプローチを含んだエモーショナルな楽曲で本当に大好きだし、「Pharmacist」も今までに聞いたことないような興味深いギターが鳴っていて、シューゲイズを感じさせてくれる。
僕の特にお気に入りの曲は「Pharmacist」、「Pressed」、「Very Online Guy」、「Tile by Tile」、そして「Belinda Says」かな。
このレコードをめちゃくちゃ楽しむことができたよ!
有馬 嵩将(THE TREES)
個人的にデビューアルバムから大好きで、思い入れがあるアーティストAlvvays。
デビューアルバムを聴いていた頃から自分の置かれている環境や状況も大きく変わり、心が削られていく様な日々から当時感じていた純粋さや大切な思い出も忘れてしまいそうな時もありました。
そんな中今作を聴かせていただき、美しい轟音の中から顔を出す淡く感傷的なメロディーやこれまでの作品以上に暖かみのあるサウンドが優しく心をほぐしてくれて、手放したくない大切な気持ちを思い出させてくれました。変わっていくことを恐れず少しずつでいいから前に進んでいく勇気をもらえた気がします。
これから先もずっと大事に抱き寄せ続けたい宝物の様な作品。ありがとうAlvvays。やっぱり大好きだな。
對馬拓(Sleep like a pillow)
ドリームポップやシューゲイズには治癒能力、鎮痛効果があると思っている。その中でも私にとって(そして多くの人々にとって)Alvvaysは特別なバンドの一つで、かつて「In Undertow」を初めて聴いた時の、悟りにも似た安寧の感覚が身体に染み入った体験は忘れないだろう。そして、私は無事、インディー沼へと引き摺り込まれていったのだった。
気が付けば随分と時間が経っていた。Alvvaysが不在だった5年間で、私たちは傷だらけになってしまった。しかし、それはバンド自身も同じなのではないだろうか。共に厳しい時代を乗り越えたからこそ、Alvvaysの音楽はより強かな癒しの効果を発揮する。新しい、けれど、どこから聴いてもAlvvays。「Fourth Figure」まで聴けば分かる、ここが私たちの帰る場所だ。
Natsuki Kato(Luby Sparks)
カナダからギター片手に世界へ飛び出したAlvvays、その物語にはまだ続きがあった!ザ・ヴァセリンズもザ・スミスも飛び越え、軽やかにノイズとステップを踏む、蒼さの果ての果てまでたどり着いた濃紺な第三章。時代を遡るかのごとく率直なギター・ポップを、この2022年の第一線でかき鳴らす。純粋すぎるその勇姿には、誰だって魅了され心躍らせてしまう。
Yunosuke(Illustrator / Graphic designer)
新しいけれどノスタルジック、
キャッチーであり心地が良い絶妙なバランス感。
自分の制作活動において目指している事と通じる部分があります。
ALVVAYSの楽曲からは切なさを抱きながらも
前を向く強さや爽快感を感じます。
管梓 a.k.a. 夏bot(For Tracy Hyde / エイプリルブルー)
誰かを愛することの苦しみ、日常の不満や退屈、未来への不安……誰しもが身に覚えのあるネガティブな感情を陰影に富んだノイジーなサウンドと甘美なメロディ、知的でありつつユーモアも忘れない言葉に転化し、多幸感溢れるポップ・ソングをつくり上げる彼女たちのお家芸とも言える作風は、パンデミック以降のこの時代においてより一層深みを獲得しているのではないでしょうか。 これまで以上の不安と不確実さに満ちた日々を送る僕らにとって、「I’ll find my way」「We’ll all get help」「Take another shot」といった言葉を優しく歌いかけられることがどれほど尊いことか。ひとりきりのベッドルームで。休み時間の教室で。仕事帰りの車や電車で。ほんの少しのシンパシーが必要なあらゆる場面でそばに置いておきたい、ささやかな灯し火のようなアルバムです。
Mike Lee(Letting Up Despite Great Faults)
どんな秘密を使っているのかわからないけど、Alvvaysはどんどん良くなっている。 Mollyの歌声はどんな気分の時にでも聞けるけど、今作では彼女のヴォーカルの周りを彩る世界をギターとシンセの豊かなサウンド、ビターで美しいソフトノイズ、そしてジクソーパルズの最後のピースのように全てのパーツにフィットするドラム(久しぶり Sheridan!!)が囲んでいて、Mollyの歌声はより熱く完璧に聞こえてきて、感動的だ。
小野肇久(DREAMWAVES)
ドリーム・ポップ、シューゲイザー、ネオアコ、シンセティックなニュー・ウェイヴ、インディ・ポップ、90’sオルタナティヴなどなど、新作『Blue Rev』は驚くほど楽曲のヴァラエティが豊富。
それでいて、これまでに少しだけ足りなかったアレンジ力、音色の妙、音の定位による広がりと奥行き感が整理され、バンド・サウンドが飛躍的にスケール・アップしています!
そう、5年の空白を埋めるには充分すぎるほどの大作かつ野心的なアルバム。
もうすでに、苗場の空のもとで演奏している彼らが目に浮かぶようです(名古屋にも来てください)。
上田健司
「これまで全作ハズレなし!カナダのインディシーンで今一番好きなバンドAlvvays。このバンドのギターサウンドはどの曲もキラキラしてて愛らしい。」
SAGOSAID
「目を閉じているとMollyの歌がどこかに連れてってくれそうで、
安心して身を任せていいような心地良さを感じました。
歌声に揺蕩い、煌びやかなギターと遊び、ときに荒々しいビートに運ばれ、
目を開けた時は少しだけいつもと違う景色がみえたかも。」
内山結愛(RAY)
初めてAlvvaysの音楽に触れた時に抱いた“天気良さそう”感、5年ぶりのアルバムでもやっぱり天気は良さそうに思えた。スパンコールを散りばめたような、キラキラピンクでドリーミーなサウンド、甘くてキュートな歌声に、突き刺しては切り裂くように響くフィードバックノイズ。どんな良い天気だって曇り空を覗かせ、雨は降り、空気も湿る。耳で感じ取ったその移ろいが、天気は絶えず変化するという当たり前のことを、夢うつつな中思い出させる。
Casanova.S
Alvvaysの音楽は頭に描く理想の青春映画に現実の重さを少し加えたみたいなものだ。期待して公開初日に見に行く映画、期待通りの部分と想像していなかった部分、映画館を後にして電車を待っている時みたいな、そんな満ち足りた気分になる。
井上花月(Laura day romance)
ひとりであることの憂鬱とひとりでしか見られない甘い夢、混ぜて煮詰めてできたキャンディーを舐めたらこんな音が聴こえそう。
どこか懐かしくて、明るくてせつなくて、聴き終えた時には10代の頃の夏休みの終わりの日の気持ちになってしまいました。
Kensuke Sumida(And Summer Club)
「Alvvaysの新譜まだかな〜」
ふと思った帰り道。
そんなときに丁度、コメントを書きませんかとお誘いをいただき、勝手に運命を感じております。
大好きなバンドの新譜を聞くのは楽しみなのはもちろんだけど、好みじゃなかったら、良さが分からなかったらどうしよう?などの、不安な気持ちもありますよね…
でも大丈夫!紛うことないAlvvaysの大傑作です!
細かいエフェクトや音まで、とても遊び心満載で、何回聴いても新発見があって、しばらくリピートします。
村田タケル(SCHOOL IN LONDON)
『Blue Rev』。冒頭曲「Pharmacist」が鳴り響く時に蘇る青い香り。ギターバンドであること、DIYで活動すること、その本質的な美しさの体現は狙ってできるものではないかもしれないが、彼らは全くの自然体でそれらを実践する。不在だったように思えた空白は一瞬で埋められる。1つ1つの楽曲全てにそれぞれの(しかし過去の楽曲とは違うアイデアの)Alvvaysらしさが詰まっている。それは、永遠に続いていくような煌めきにも思えるが、いつかは消えていく儚さでもある。だからこそ、衝動があり、眩しさがあり、悲しさがある。心の純度を保つ薬となる。M13「Lottery Noises」の終盤を支配するMolly Rankinの天にも届きそうな真っ直ぐなシャウトが刺さる。Alvvays。alwaysという英単語の意味に期間の無限性は含んでいない。いつかは終わる、それを自覚しながらもその煌めきを放ち続ける覚悟を持ったバンドがリリースする5年ぶりの新作は、まさに私たちのいつもそこにいてくれる、いやむしろ作品が与えてくれるものを私たちが決して失わないようにとハッとさせられる作品に思えた。おかえりなさい、Alvvays。
惠愛由(BROTHER SUN SISTER MOON)
何かの不在と、ここにいる自分のこと。そんな感じがした。
でも手を伸ばしていて、外に飛び出そうとしていて、それが底抜けに明るくはなれないこの時代のポップネスなんだと思う。夏が過ぎたあと、このアルバムを聞けることを幸福に思います。
Hidetoshi Murai(Pale Beach / Morningwhim)
感傷的なメロディとMolly Rankinの眩しいほどに無垢な歌声、それらに華を添える煌びやかなギターの音色。これまでのAlvvaysの魅力のみならず、表現に深みを増した楽曲の数々に着実な進化も感じられる今作は、キャリア史上最も情緒的で劇的な最高傑作だ。
清水祐也(Monchicon!)
ギター・ポップという完成されたジャンルの様式美を、ビッグ・シーフやアラバマ・シェイクスで知られるプロデューサーのショーン・エヴェレットが偏執狂的スタジオ・ワークで破壊&再構築した“マイ・ブルー・ヴァレンタイン”な傑作!